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フォトICセンサー

位置検出や通過検知、エンコーダ補助など、装置の中で「光を使って非接触で状態を読み取る」用途では、応答性と実装性のバランスが重要になります。そうした場面で使いやすいのがフォトICセンサーで、発光部と受光部の組み合わせに加え、出力回路まで含めて扱いやすく設計された製品群が多く、産業機器や組み込み機器の設計現場で広く利用されています。

このカテゴリでは、透過型や反射型を中心に、基板実装向け、小型機器向け、ねじ固定向けなど、実装条件や検出対象に応じて選びやすいフォトICセンサーを掲載しています。単に部品を並べるのではなく、用途の考え方や選定のポイントも含めて把握しておくと、設計の手戻りを減らしやすくなります。

装置内で使用されるフォトICセンサーのイメージ

フォトICセンサーが使われる主な場面

フォトICセンサーは、ワークの有無確認、スリット円板の回転検出、紙やフィルムの通過検知、カバー開閉の状態監視など、非接触検出が求められる用途で使われます。機械的な接点を持たないため、摩耗の影響を抑えやすく、繰り返し動作の多い装置にも適しています。

また、装置の小型化が進む中では、限られたスペースに実装しやすい部品形状も重要です。SMDタイプやスルーホールタイプ、ねじ取り付けタイプなど、実装方法が異なる製品があるため、電気仕様だけでなく筐体や治具との整合も含めて検討するのが実務的です。

代表的な構成と種類

カテゴリ内でよく見られるのは、発光部と受光部の間を対象物が遮ることで検出する透過型と、対象物からの反射光を受けて検出する反射型です。透過型は位置決めや通過検知に向き、反射型は対象物を挟み込めない場所での存在確認に使いやすい傾向があります。

たとえば、OMRON EESX1025 や OMRON EESX1035 は透過型の例として、スロット幅や出力方式を踏まえて選定しやすい製品です。一方、OMRON EESY171 は反射型の例として、近接した対象物の有無確認を検討する際の参考になります。スロットを使った検出方式を広く比較したい場合は、Optical Slot Sensors も併せて確認すると、構造の違いが整理しやすくなります。

実装方法で見る選定ポイント

フォトICセンサーの選定では、まず実装形態を明確にすることが重要です。基板へ直接はんだ付けするスルーホール品は試作や評価で扱いやすく、機械的な強度も確保しやすい一方、量産機器ではSMD品が有利な場合があります。OMRON EESX13302 や OMRON EESX4340、OMRON EESX3340 のようなSMDタイプは、基板面積や組立性を重視する設計で検討しやすい選択肢です。

一方で、センサー位置を機構部品に対して確実に出したい場合は、ねじ固定型も有効です。OMRON EESX1160W11 や OMRON EESX1096W11 のようなねじ取り付けタイプは、搬送機構やガイド部への配置を考えるときに扱いやすく、位置再現性を重視する案件で比較対象になりやすい構成です。

出力方式と検出条件の見方

同じ光学式でも、出力方式が異なると回路設計や制御側の扱いが変わります。フォトトランジスタ出力は比較的ベーシックで応用範囲が広く、フォトロジックやオープンコレクタ出力はインターフェース条件に合わせて検討されることが多くあります。OMRON EESX1025 のように出力回路の違いが明示されている製品は、マイコン入力やPLC側の条件との整合を見やすい点が利点です。

また、ライトON出力とダークON出力の違いも、制御ロジックやフェイルセーフ設計では見逃せません。OMRON EESX4340 と OMRON EESX3340 はその違いを比較しやすい例で、遮光時にONとするか、受光時にONとするかによって、装置全体の信号設計が変わる場合があります。

掲載製品の一例とメーカー傾向

このカテゴリでは、OMRON の製品が中心的な参考例として見やすく、透過型・反射型・SMD・ねじ固定型まで比較しやすい構成です。EESA105、EESH3、EESA401P2MID1 などは、サイズ感や取り付け方法の違いを把握するうえで有用です。

あわせて、ams OSRAM の SFH9206-5/6 リフレクティブインタラプターのように、小型SMD実装を前提とした反射型の選択肢もあります。用途によっては、部品単体で完結する検出だけでなく、発光側や受光側を個別に構成したいケースもあるため、周辺カテゴリとして Optical Transmittersフォトダイオード を比較すると、システム全体の設計方針を決めやすくなります。

選定時に確認したい実務ポイント

部品を選ぶ際は、まず検出対象の大きさ、移動方向、必要な検出距離やスロット幅を整理するのが基本です。そのうえで、実装スペース、動作温度範囲、応答時間、出力回路の条件を見ていくと、候補を絞り込みやすくなります。

さらに、周囲光の影響、取り付け公差、対象物の材質や反射率も実装後の安定性に影響します。反射型では対象物表面の色や質感、透過型では遮光体の寸法と位置ずれが検出精度に関わるため、カタログ上の基本仕様だけでなく、実機での配置を前提に評価することが大切です。

フォトICセンサーを比較するときの考え方

比較の出発点としては、「透過型か反射型か」「SMDかスルーホールか」「信号出力は何を求めるか」の3点を先に決めると効率的です。そこから、装置のサイズ、実装工程、制御回路との接続性を加味して候補を絞ると、過不足のない選定につながります。

フォトICセンサーは、単純なオンオフ検出に見えても、機構設計・回路設計・生産性にまたがって影響する部品です。カテゴリ内の各製品を比較する際は、型番だけで判断せず、検出方式と実装条件の両面から見ていくことで、用途に合った構成を選びやすくなります。

まとめ

装置内の位置検出や通過検知を安定して行いたい場合、フォトICセンサーは小型で扱いやすく、構成の選択肢も豊富です。透過型・反射型、取り付け方法、出力方式の違いを押さえて比較することで、設計条件に合う製品を見つけやすくなります。

掲載中のOMRONやams OSRAMの製品例を起点に、実装スペース、対象物、回路条件に合わせて候補を見比べてみてください。周辺カテゴリもあわせて確認すると、光学検出の構成全体をより整理しやすくなります。

























































































































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