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多色LED

表示灯、操作パネル、各種インジケータ、演出用途まで、1つの実装部品で複数の発光色を使い分けたい場面では、多色LEDの採用が有力な選択肢になります。限られた基板スペースの中で情報量を増やしやすく、状態表示やユーザー通知を色で直感的に伝えやすい点が、多くの設計で評価される理由です。

このカテゴリでは、赤・緑・青のRGB構成、赤/緑の2色タイプ、白を含むRGBW系など、用途に応じて選べる多色LEDを扱っています。実装方式やパッケージ、必要電流、視認性、使用環境を踏まえて選定することで、機器の操作性や表示品質をより適切に設計できます。

基板実装向け多色LEDのイメージ

多色LEDが使われる主な場面

多色LEDは、1つの素子または1つのパッケージ内に複数色の発光素子を持ち、機器の状態を色で切り替えて表示できるのが特長です。たとえば、待機中は緑、警告時は赤、通信中は青といったように、状態表示の視認性を高めたい場面で広く利用されます。

また、民生機器だけでなく、産業機器や制御盤、検査装置、HMI周辺でも実装しやすい部品として使われています。部品点数を抑えながら複数の表示パターンを構成しやすいため、表示回路の設計自由度を確保したい場合にも適しています。

主な種類と構成の違い

多色LEDには、2色を切り替えるバイカラー、3色を組み合わせるRGB、さらに白色を加えたRGBW系などがあります。単純な状態表示なら赤/緑の2色タイプでも十分ですが、色の組み合わせや中間色表現が必要な場合はRGB系が候補になります。

実装形態では、SMDタイプが現在の主流で、小型化や自動実装に向いています。一方で、既存設計やパネル表示用途ではスルーホール品が適することもあります。よりシンプルな表示設計を比較したい場合は、単色LEDもあわせて確認すると、必要な表示機能との違いを整理しやすくなります。

選定時に確認したいポイント

多色LEDの選定では、まず必要な発光色の組み合わせを明確にすることが重要です。赤/緑/青の3色が必要なのか、白色まで含めるべきかで候補は変わります。加えて、順方向電流や電圧、発光強度、視野角、実装サイズなどを見ながら、回路条件と表示要件の両方に合うかを確認します。

次に、使用環境も見逃せません。産業用途では動作温度範囲や実装信頼性、実装後の見え方が重要になります。小型機器ではパッケージ寸法、表示面積を確保したい場合は視野角や明るさのバランスもポイントです。単に「明るい」だけでなく、観察距離や取り付け位置まで含めて判断すると選びやすくなります。

掲載製品の例と見どころ

たとえば、ams OSRAMの製品には、RGBに加えて暖白や白を含むタイプがあり、表示用途だけでなく色表現の幅を持たせたい設計にも向いています。GWJ9LHS2.4M-C0C7-2+35+13+30AW-1-100-R は赤・緑・青・暖白の4色構成、LTRBRASF-6B6C-0112-0-0-R18 は赤・トゥルーグリーン・青・白の構成で、色の使い分けを重視する用途で検討しやすい代表例です。

Broadcomでは、HSMF-C114 や ASMB-TTF0-0A20B のようなRGB系SMD品、HSMF-C116 のような小型チップタイプ、さらに NOKHLMP-4000 のような赤/緑の標準LEDも見られます。用途によって、超小型実装、一般的なインジケータ、視認性重視のパネル表示といった方向に選び分けやすいのが特徴です。

PANASONIC LNJ757W86RA のような多色LEDや、SamSung SPHWATABN100H6MBHD のようにアンバー/ホワイトの組み合わせを持つ製品もあり、単純なRGBだけに限らない選択肢がある点もこのカテゴリの魅力です。必要な色数だけでなく、「どの色をどう使いたいか」まで考えることで、候補を絞り込みやすくなります。

用途別に考える選び方

装置の状態表示が主目的なら、赤/緑やRGBのSMDタイプが一般的です。制御基板上に実装して、電源状態、アラーム、通信、動作モードを色別に示す使い方は、多色LEDの代表的な採用パターンです。特にパネル面のスペースが限られる装置では、複数の単色LEDを並べるより合理的な場合があります。

一方で、白色を含むRGBW系は、色変化だけでなく白色表示も必要なアプリケーションに向いています。演出性や色再現の幅を重視する場合はこの構成が有効です。もし白色を中心に検討したいなら、白色LEDカテゴリとの違いも比較しやすいでしょう。

実装と回路設計で意識したい点

多色LEDは、色ごとに順方向電圧や必要電流が異なることがあるため、駆動条件の確認が重要です。RGBやRGBWでは各色で明るさの見え方も変わるため、抵抗値やドライバ制御を含めて設計することで、狙った表示バランスに近づけやすくなります。

また、SMD品では実装温度条件や基板レイアウト、発光方向も確認したい要素です。視野角が広いタイプは斜め方向からの視認性を確保しやすく、逆に表示の集中感を求める場合はレンズ形状や取り付け位置も影響します。紫外や赤外のように可視表示以外の用途を検討している場合は、紫外線LEDや関連カテゴリを別軸で見ていくのも有効です。

多色LEDを選ぶ際の考え方

多色LEDは、単に色数が多い部品というだけでなく、限られたスペースで情報伝達を効率化するための部品です。必要な表示色、実装方式、駆動条件、筐体やパネルでの見え方まで含めて整理すると、候補の比較がしやすくなります。

このカテゴリでは、ams OSRAM、Broadcom、PANASONIC などの代表的な製品を中心に、用途に応じた選定が可能です。基板実装向けの小型タイプから一般的な表示用まで、求める表示機能に合わせて最適な多色LEDを検討してみてください。

























































































































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