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その他の絶縁型DC/DCコンバーター

制御盤内の補助電源、通信機器の電位分離、産業機器のノイズ対策など、電源設計では絶縁が求められる場面が少なくありません。こうした用途で使われるその他の絶縁型DC/DCコンバーターは、標準的な実装区分だけでは整理しきれない製品や、用途特性に応じて選びたいモデルを探す際に役立つカテゴリです。

このページでは、絶縁型DC/DCコンバーターを選定する際に確認したいポイントを整理しながら、製品群の見方や活用シーンをわかりやすくご紹介します。小電力の基板向けから、より高出力の電源ユニットまで、要件に応じた比較の参考としてご覧ください。

産業機器向け絶縁型DC/DCコンバーターのイメージ

絶縁型DC/DCコンバーターが使われる理由

絶縁型DC/DCコンバーターは、入力側と出力側を電気的に分離しながら、必要なDC電圧へ変換するための電源部品です。設備内で異なる電位を扱う場合や、信号系と電源系を分けたい場合、外来ノイズやグラウンドループの影響を抑えたい場合に選ばれます。

特にFA機器、通信装置、組み込み機器、計測機器では、安定動作と保護設計の両立が重要です。単純に電圧を変換するだけでなく、安全性と信号品質の確保という観点からも、絶縁型の採用が検討されます。

このカテゴリで探しやすい製品の特徴

本カテゴリには、実装方法や形状が明確に分かれた専用カテゴリに収まりきらない製品や、用途別に比較したい絶縁型DC/DCコンバーターが含まれます。たとえば、比較的コンパクトな低電力タイプから、より高出力で装置電源に近い役割を担う製品まで、幅広いレンジを確認できます。

具体例として、TDK-LambdaのRDS60A-48-5は36~63VDC入力で5V 12A、60Wの出力に対応するモデルで、24V/48V系を扱う産業用途でも検討しやすい構成です。一方で、PP1R5-12-15やPC1R5-24-12のような小電力クラスは、センサー周辺、インターフェース回路、補助電源などで使い分けしやすい代表例といえます。

選定時に確認したいポイント

まず確認したいのは、入力電圧範囲と必要な出力電圧・出力電流の組み合わせです。たとえば12V系、24V系、48V系では採用しやすい製品レンジが異なるため、装置全体の電源構成に合うかを先に見ると絞り込みやすくなります。

次に重要なのが、単一出力か複数出力かという点です。たとえばTDK-Lambda PCD3-48-1212のような±12V出力タイプは、アナログ回路やインターフェース回路で正負電源が必要なケースで検討しやすく、単出力モデルとは用途が異なります。

さらに、実装スペース、発熱、周辺回路との絶縁要件も確認が必要です。高密度実装を重視するならSMD 絶縁型DC/DCコンバーター、基板への挿入実装を前提とするならスルーホール絶縁型DC/DCコンバーターもあわせて確認すると、用途に合った候補を整理しやすくなります。

出力帯ごとの見方と用途の考え方

1.5Wや3Wクラスの製品は、回路の一部に独立した絶縁電源を設けたい場合に向いています。PP1R5-12-15、PP3-24-12、PP6-12-12、PC1R5-24-12などは、比較的小規模な負荷を対象とする補助電源として検討しやすく、装置内の部分電源設計で扱いやすいレンジです。

一方、RM30-48-5/TELやRDS60A-48-5のようなより大きな出力を持つモデルは、通信機器、制御ユニット、産業用電子機器などで、まとまった電力を安定供給したい場面に適しています。必要電力が大きくなるほど、効率や放熱、搭載スペースまで含めて総合的に見ることが大切です。

さらに、Advantech 96PS-AT-400W-TPや96PSRM-A1K2WCRPAのような高出力寄りの製品は、ボードレベル部品というより、システム電源の一部として検討されるケースもあります。用途によってはシャーシマウント絶縁型DC/DCコンバーターとの比較も有効です。

メーカーごとの検討ポイント

掲載製品の中では、TDK-Lambdaのラインアップが目立ち、小電力から中出力帯まで比較しやすいのが特徴です。入力電圧帯や出力構成の違いを見ながら、基板補助電源向けか、装置内の主要な絶縁電源向けかを整理すると選びやすくなります。

Advantechは、産業用途を意識した電源ソリューションの文脈で確認しやすく、よりシステム寄りの電源構成を検討する際の候補になります。また、Bel Power SolutionsのFRONTP.MOUNTING アイソレーテッド FP マウンティング HZZ00899のように、周辺部材やマウンティング関連製品が含まれる場合もあり、単体コンバーターだけでなく実装や組み込み方法まで視野に入れて確認することが重要です。

用途別に選ぶときの実務的な見方

現場での選定では、まず「どこを絶縁したいのか」を明確にすると、候補の絞り込みが進みます。I/Oまわりの信号絶縁、通信ポートの電源分離、アナログ計測部の独立電源、制御盤内のサブ電源など、目的によって必要な出力や構成は変わります。

そのうえで、装置の入力源が8~16.5Vなのか、18~36Vなのか、36~72Vなのかといった条件を確認し、必要な電圧変換比に合うモデルを見ていくのが基本です。電流値だけでなく、起動時の余裕、周辺温度、実装制約も含めて判断すると、導入後の再設計リスクを抑えやすくなります。

比較検討を進める際のポイント

絶縁型DC/DCコンバーターは、同じ出力電圧でも入力範囲、出力数、形状、用途想定によって適した製品が変わります。そのため、型番だけで決めるのではなく、まず必要条件を整理し、次に実装方法や周辺部材の要否まで含めて比較するのが効率的です。

このカテゴリは、標準分類だけでは拾いにくい製品も含めて確認したいときに便利です。小電力の補助電源から高出力寄りのシステム用途まで視野に入れながら、入力条件、出力仕様、実装性のバランスに合った一台を選定してみてください。

























































































































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